2016年4月21日 (木)

ホームページリニューアルに伴い、所長日記の終了のお知らせ

2006年3月1日に1回目の投稿を行ってから今日まで

たくさんの方に読んでいただき、様々なご意見をいただきました。


今回、会社のホームページをリニューアルすことになり、これを機会に

所長日記を終了する事となりました。


今後はホームページ内のBLOGというカテゴリーにて、今まで同様、

日々の設計活動の様子や、建築見学の様子など今まで同様にUPしていきますので

今後はそちらをご覧下さい。

尚、過去に投稿しました莫大な日記の記事は新しいBLOGに反映させていますので

過去の記事を読み返すことも可能となっております。


あらためて、今までこの所長日記をお読みいただきました皆様には感謝申し上げます。




岩瀬アトリエのホームページこちらをクリック (今までとアドレスは変わっていません)


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2015年11月 2日 (月)

I 邸リノベーション工事 竣工

9月中旬から始まりましたリノベーション工事がようやく竣工しました。

リノベーション内容は、ダイニングとして利用していた和室とキッチン、

サニタリー空間を全て躯体を残し撤去して新たに作り直したのと

脱衣室、浴室を新たに作り変えました。

当初の予定より半月ほど工期が延び、お客様にはご迷惑をお掛けしましたが

昨日の引渡し時に完成した空間を見て大変喜んでいただき、

やってよかったと言われ、ようやく肩の荷が降りました。

 
↓工事前写真

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↓竣工後の写真

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今回、新たにダイニングに置かれたテーブルは、サイズがW2300×D850と

ビックサイズ。

通常、このサイズになると突き板仕様で作られている場合が多いのですが

このテーブルは無垢材(タモ継ぎ接ぎ)で作られています。

製作協力は株式会社ドイモイコレクションズさんで北海道にある会社です。

またチェアーは別の家具会社となりますがナラの無垢材で作られています。

どちらも床材の色に合わせて、ダークブラウン色に塗装しています。

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I 邸リノベーション工事の詳細につきましては、近日中に弊社のホームページの

作品集にUPいたしますのでしばらくお待ちください。


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2014年11月 5日 (水)

金沢の建築を見てきました。

会社関係の結婚式参加で金沢に行ったので、翌日レンタカーを借りて

建築見学をしてきました。


金沢は2011年に21世紀美術館をみる為に訪れていていますが

今回はその後に出来た新しい建物です。

1件目は、『金沢海みらい図書館』

設計はシーラカンスケイアンドエイチ株式会社

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金沢駅から車で15分程度の郊外に作られた公共図書館。

写真でもわかるとおり、外壁に無数の丸型ガラスが嵌め込まれた

四角いBOXのシンプルな形態。


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1階が事務所やホール、2階が2層分吹き抜けの大空間となっており、

一部3階があります。



一歩中に入るとまるで異空間。

無数の丸いガラス窓から漏れてくるやわらかい光に空間全体が

やさしく包まれている感じで、すばらしく居心地が良かったです。


久々に建築雑誌の写真より実際の空間の方が良いと感じられた建物

でした。名建築だと思います。






2件目は『加賀片山津温泉 街湯』

設計は谷口吉生/谷口建築設計研究所

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谷口ファンの方であれば、外観をみただけで谷口氏の設計とわかるのでは。

東京都葛西臨海公園展望広場レストハウスの外観と非常に似ていると

感じました。

谷口氏設計の作品はどこかピシッと緊張感のあるデザインとなっており、

私は大好きな建築家の一人です。


ただ私としてはこの建物が建てられる前にあった街湯の建物がとても

レトロで、温泉街の雰囲気に合っていたので、そちらが閉館となってしまった

ことが少し残念でした。(老朽化に伴い、新しくこの建物が新設されたそうです)

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2012年8月15日 (水)

ヤオコー川越美術館 三栖右嗣記念館/伊東豊雄氏設計に行ってきました

今年の3月にオープンした伊東豊雄氏設計の小さな美術館に

スタッフと一緒に行って来ました。


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シンプルなコンクリートのBOXの中をエントランスホール+ショップ、

展示空間の2部屋、喫茶及び多目的室の4つの部屋に分けて構成

されています。



建物は水盤で覆われており、外構計画としてたくさんの植栽が植えられ

遊歩道を通り、ぐるっと一周できるようになっています。

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この美術館は画家・三栖右嗣さんの作品を常設展示する目的で

建てられた美術館の為、設計を担当した伊東氏は、画家の作風を読み込み、

展示ルームをやや暗い空間と、明るい空間、自然光に満ちた空間と

作風及び時代背景を意識して3つのシーンを想定したそうです。




※内部写真については、撮影許可をとっています。

↓人間の内面を描こうとした時代の作品を展示する、やや暗い展示室

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↓花や風景を描いた時代の作品を展示する上方へ向かう明るい展示室

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↓大作「爛漫」をイメージした自然光に満ちた展示室(喫茶室)

※この作品はすばらしいです。

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今回、私は伊東氏が設計した美術館ということで、展示してある絵画を

鑑賞することが一番の目的ではありませんでしたが、展示してある三栖氏の

作品がすばらしく、感動してしまいました。

どの絵も、力強く、それでいて繊細で、思わず息を呑むような作品ばかりです。




帰りがけに、画家の作品集を購入したのですが、たまたま館長がレジの

対応をして頂いたので、少し話しをしました。

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館長曰く、私同様、建物を見学にこられる建築関係の方がたくさんいますが

展示してある絵画に感動したというお客さんが実はたくさんいるんですよと

おっしゃっていました。

三栖さんが生涯製作された作品数は400点ほどあるそうですが、

この美術館ではそのうち180点ほど保有しているとのこと。


半年毎に展示作品を替える予定で、次回は9月頃とのこと。

10月に再訪する予定です。


是非お近くの方は一度行ってみてください。

ヤオコー川越美術館 三栖右嗣記念館はこちらをクリック

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2011年11月 3日 (木)

像設計集団が設計した笠原小学校と進修館を見に行ってきました。

久々の建築見学ツアー。

写真をクリックすると大きくなります。

実は本当の目的は子供を東武動物公園に連れて行くことでした。


動物園前でバスを降りると、目の前になんだか素敵な学校らしき建物が・・・・

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そのデザインを見てすぐに像設計集団の設計とわかり、動物園は後回しで(笑)

早速見学に行きました。


像設計集団の設計した建物は昔から大好きで、特に沖縄の名護市庁舎を

見学したときの衝撃は忘れられません。



動物園前に建つ学校は「宮代町立笠原小学校」でした。



正門には見学者は事前に電話連絡が必要と書かれていたので、おそらく

多くの建築関係者が見学に訪れていることがわかりました。

ぐるっと廻って校庭の方に行くと敷地内に入れたのでお邪魔しました。

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中庭を囲むように低層の建物が配置され、屋根は瓦。柱にはカルタの文字が

掘り込まれ、外廊下は完全な外部。どこからでも自由に出入りできるよう

開放的な設計となっています。

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どこか古臭いけど、なんだか懐かしく、とっても居心地が良さそうな空間。

像設計集団の設計した建物の多くにそんな印象を受けます。

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今回はもう一つ。

「進修館 宮代町立コミュニティーセンター」

こちらは東武野田線の東武動物公園駅から徒歩3分の場所にあります。

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こちらは中庭を囲むように半円の形をしています。

内部、外部の廊下も円を描いたように緩やかにカーブしており、その美しさは

なかなか言葉では表現できません。

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大ホールも小ホールも不整形の形をしています。天井面は構造の梁を

わざと隠すことなく露出させることで、構造の持つ美しさも表現しています。

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ダイナミックでありながら繊細で、遊び心もたくさんある、素晴らしい建築です。





2階レベル(中庭から段々場に繋がっている)の外廊下を歩いていると

床にガラスブロックが埋め込まれていました。

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1階に戻り、調べてみると

トイレの天井がそのガラスブロックでした。やわらかい光が差し込み、

これも見事なトイレ空間となっていました。

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大宮から電車で30分の場所に像設計集団が設計したこんな素敵な

建物が建っていたとは知りませんでした。


小学校を見学するには事前申し込みが必要のようですが、

コミュニティーセンターは基本的に出入り自由のようです。

(内部見学の際は関係者に一言声を掛けてください)

東武動物公園にお出かけの際に、ちょっと足を伸ばして建築見学もいいですよ。


宮代町立笠原小学校はこちら

進修館 宮代町立コミュニティーセンターはこちら

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2011年7月20日 (水)

21世紀美術館に行ってきました。

金沢にある、21世紀美術館を観に行ってきました。

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設計は妹島和世+西沢立衛/SANAA




2004年に完成したのですが、ようやく見学することができました。



実は今年の3月・・・まさにあの震災のあった次の日から、この美術館を

見学に行く予定だったのですが当然のことながら新幹線はストップし、

予定はすべてキャンセル。



今回、連休を利用してリベンジということで行ってきました。



この美術館は、兼六園のすぐ横に位置し、金沢大学付属小中学校の

跡地に建てられました。

写真では少しわかりずらいですが直径113mの円の中に

展示ルームとなっている大小いくつかのBOXと円形の部屋がばらばらに

配置されて構成されています。

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外周面はすべて高透過ガラスとなっており、内部の様子はどこからでも

見渡せます。

円形を利用して、さまざまな方向に入口が設けられている為、
美術館のどの方向から来ても入れるような設計。

建物内の多くのスペースをフリーゾーンとして無料で開放しており、

無料ゾーンからもいくつかの常設展示された作品が楽しめ、

有料展示を見ない人でも気楽に建物内部に入って、散策できる仕組み

になっています。

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天井はアルミ板。天井が反射して様々な表情を映しこむことを

意図しています。



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考えられないような細い柱。

基本的に展示ルームのBOXの壁と屋根面で剛性を確保することにより

このような細い柱で構造的に成立させています。


外周面が全面ガラスということで、空調対策はどうだろうかと気になっていました。

空調は床下から外周面のガラスに沿ってスリットが設けられており、

手で触ってみたところ、かなりの風量の風が出ていました。

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今回は冬ではないので暖房機能が十分かどうかはわかりませんが

訪れた日はかなりの夏日。しかしさほど館内が暑いという印象は

ありませんでした。


↓フリーゾーンの通路風景

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↓円形壁の屋根の上に作品があります。『雲を図る男』1999/Jan Fabre

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↓これも作品です。『ブルー・プラネットスカイ』2004/James Turell

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↓外観

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↓地下駐車場からのサブエントランス

油圧式のエレベーターで1階レベルまで上がります。

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今回、約2時間程かけて有料展示空間も含めゆっくり建築見学をしました。

美術館の周りは公園のような設計となっており、芝の手入れも完璧。


建築という意味だけではなく、美術館そのものの企画運営面での成功で

相当な入場者数を記録しているそうです。


見学後の感想としては、凄くいい建築だと思いました。

フリーゾーンがイメージしていたより広く確保しているので、全体的に

ゆったりとした空間構成になっているということ。

通路やフリーゾーンの天井高さを統一させているのですが、高すぎず

低すぎず、非常にバランスのいい空間になっていること。

それでいて展示ルームは様々な天井高さになっているので

ルーム毎に変化にとんだ空間となっていること。

ところどころにある、信じられないほどの細い柱が、実は構造柱であり、

その存在を見事に消しながら構造的に成立していること。

外周面の曲面ガラスが、内でもなく外でもない空間の連続性を

見事に作っていること。


そんなことを感じた今回の建築見学ツアーでした。

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少し面白いサイトを見つけましたので、興味がある方は

クリックしてみて下さい。この美術館ができるまでを動画見られます。

ココをクリック

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2011年4月18日 (月)

渡辺明氏設計の千本松 沼津倶楽部に行って来ました

週末を利用し、沼津にある「千本松 沼津倶楽部」の見学に行って来ました。


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この建物を設計したのは故・渡辺明氏です。

(残念ながら2010年に逝去されました。享年71。)

私が影響を受けた数少ない建築家の一人です。


この沼津倶楽部は、以前からあった茶亭建築を改修増築するとともに

新たに宿泊棟を建設し、更新されたものです。


会員制の為、内部の見学は難しいとあきらめていたのですが、偶然震災イベントを

行なっており、見学することができました。

↓長屋門・・・敷地内の別の場所にあったものを引屋で移動しています。

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↓庭園を歩いていくと宿泊棟が姿を現します。

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外壁は、渡辺氏お得意の版築仕上げ。富士川の砂と土の積層でできています。

ところどころひび割れが出ていますが、それがまたいい雰囲気を醸し出しています。

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水盤と低層の宿泊棟の感じは那須にある「二期倶楽部/渡辺明氏設計」の

雰囲気と似ています。

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↓ラウンジ

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↓2階の宿泊室には外階段で行きます。

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↓ラウンジ棟の2階にあるスパへ行く内部階段

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↓スパ

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↓共用トイレの取手

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渡辺氏の作品はどれも素材の使い方や空間のボリューム、空間構成が

とても丁寧に設計されており、すばらしいです。

いい建築に出会い、その空間を共有すると、なんだかとても幸せな気分になります。

今回もまさにそうでした。

とにかく居心地がいいのです。

コストはそれなりにかかってはいると思うのですが、それがまったく嫌味に

感じないところも設計のうまさだと感じました。


短い時間でしたが、非常に勉強になりました。


★今回は偶然に震災イベントの開催ということで見学ができましたが

基本的にはNGです。見学を希望される方は必ず事前に連絡して頂き、

許可の確認を取ってください。

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2011年3月22日 (火)

妹島和世氏設計の豊田市生涯学習センター逢妻交流館にいってきました。

名古屋に仕事で行ったついでに、久々の建築見学。

設計は、建築会のノーベル平和賞といわれているプリツカー賞を受賞した

妹島和世氏。

今、最も世界的に注目され売れっ子の女性建築家です。


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豊田市の郊外に建つ交流館です。

各階の丸い個室が少しずつずれたかたちで3層に重なって構成されています。

外観はすべて曲面ガラスで覆われていますが、内部の各居室の壁も

基本的に透明ガラス。

なので、外部からは内部の活動模様がガラスを通しよくわかり、内部からは

外部の周辺風景を見渡せる仕組みになっています。

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細い鉄骨柱と水周りの限られた壁で構造として成り立っています。

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内部の大きな開口部の上部にはこっそり立派な鉄骨の梁もありました。

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外壁の曲面ガラスと内部の居室のガラス壁以外はいわゆる通路。

自由に建物中をぐるぐると歩きまわれます。

3階は調理室と和室とトイレがあるのですが、通路にあたる居室以外の部分は

外部となっているため、使用者は一旦外にでて、居室に入ることになります。

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↓内部階段

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↓トイレの入口ドアのディテール

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↓その他のディテール写真

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妹島さんの作品はどれも発想がすごいです。

この建物はプロポーザルコンペで一等となり出来上がったものですが、

コンペ提出図面のスケッチ画がそのまま建ってしまった印象で

建築家のパワーと施工サイドの技術力、構造家の力量を十分感じられる

建物でした。

しかし、かなりのコストは掛かっていますね。笑

豊田市生涯学習センター逢妻交流館のHPはこちら

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2010年8月23日 (月)

富弘美術館に行ってきました。

この美術館は、2002年に国際コンペにより設計者が選定された、当時設計業界では大変話題になった建物です。

私もこの当時お世話になっていた設計事務所でコンペに応募した記憶があります。

いつか行きたいなと思っていましたが、ようやく昨日行ってきました。


東村立 富弘美術館  設計/aat+ヨコミゾマコト建築設計事務所 

2006日本建築学会賞

写真をクリックすると大きくなります。

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この建物は、薄い鉄板で作られた大小の丸い部屋がいくつも重なり合って出来ています。

部屋は、展示室であったり、エントランスホールであったり、休憩室であったりと、それぞれ別の用途になっています。

この案が一等になったとき正直、あまり面白みがない・・・作者の富弘氏の作品とまったく関連性がない・・・・すばらしい周辺風景の中になぜ丸???と

あまりいいイメージがありませんでした。

今回は、写真ではなく実際の建物を見学し、どう感じるか楽しみでした。

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内部は撮影NGなので、もらってきたパンフレットを参照してください。

丸の重なりで構成された平面計画が少しはわかりますでしょうか?

一番下に掲載した美術館のHPの中の館内施設案内でも、全体の平面構成がわかると思います。

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実際、一歩中に入ると、どの部屋も当たり前ですが丸い壁。

しかし、展示空間に関していえば、丸い局面の壁面に飾られた富弘氏の作品をぐるっと一周しながら見ていくというのは全然抵抗感なく感じられ、大きさが違う丸い部屋の連続性が、かえって展示もしやすいのではと好印象でした。

この感覚は想像もしていませんでした。

また、丸い部屋の連続なので、隙間ゾーンが必然的に出来るのですがそこは外部になっていて、富弘氏の作品のモチーフになっている小さな花々が綺麗に植えられており、小さな丸窓(徹底的に丸にこだわっている)から覗くことが出来るようになっていました。

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外観は、丸の重なり合いとは関係なくスパッと四角に切り取られています。

なので・・・冒頭の写真でもわかるとおり、一般の人から見る外観は単なる四角い箱の美術館に見えます。下の写真は、向かいの山に登って撮りました。

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内部に関しては想像以上によい空間となっていましたが、やはり外観の真四角なデザインは少し単調に感じられました。

また丸単位で外装の素材を変えているのですが、なかなかそれでは丸の重なり合いという平面構成を理解できず、もう少し違った方法があったかな~と感じました。

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建物を見学し終わった観想としては、今まで雑誌で見て感じていたイメージより

はるかによかったです。


建築の話はこれくらいとして、富弘氏の作品・・・・

どれもすばらしいですね。

いつの間にか建物見学のことを忘れ、じっくり展示作品に見入ってしました。

ちょっと遠く不便なところにありますが、皆さんも是非一度行ってみて下さい。

建築に興味がない人でも富弘氏の作品を見るだけで、とても感動すると思います。


↓の写真は美術館周辺の庭園の様子。

たくさんの樹木や花々が綺麗に手入れされていました。

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富弘美術館のホームページはここをクリック

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2010年7月21日 (水)

広島に建築見学ツアーに行ってきました。

広島の建築ツアーは今回が2回目。

1回目は2007年9月13日所長日記参照。(左側のカテゴリー欄の建築見学ツアーをクリックして、記事の一番下まで進むと、過去の記事一覧表が出ます。)

今回はプロ野球チームの広島カープが本拠地とするマツダスタジアムと

尾道にある、安藤忠雄氏設計の尾道市立美術館を見学してきました。


まずはマツダスタジアム 設計/仙田満+環境デザイン研究所

折角なので見学ついでに試合も観戦してきました。

※写真をクリックすると大きくなります。

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左右非対称の、日本では珍しい球場です。

昨今、屋内型の球場が多い中、ここは旧広島球場同様に屋外型で天然芝。

そして特徴的なのは、様々なタイプの客席ゾーンを計画しています。

砂かぶり席やパーティーフロアー、テラスシートに寝そべり席などなど。

ぐるっと一周してそれぞれのゾーンを見て周りましたが、なかなかどこも

魅力的。単に野球を観戦するというだけでなく、家族や友人たちとワイワイ

やりながら野球観戦ができる、とても素敵な球場でした。

↓最近はよく見かけるようになった砂かぶり席

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↓外野席の砂かぶり席。席からの目線はグランドすれすれ。
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中から見るとこんな感じ。

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↓寝そべり席 かなり気持ちよさそうでした。

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球場全体の写真

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↓びっくりテラス ここでバーベキューができます。

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↓外野ファミリーシート

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この球場は非常に厳しい予算と短い工期が要求され、随分設計、工事とも大変だったようです。

コンコースから下側は現場打ちRC造とし、上側はプレキャストコンクリート構造となっています。

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ベンチ上内野席から観戦をしましたが、防護ネットも低く、客席の傾斜もほどよく

非常に見やすい球場でした。



尾道市立美術館 設計/安藤忠雄氏

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H15年に安藤氏設計の美術館ゾーンを増築しリニューアルしたものです。

既存の美術館は景観に配慮したのかなぜかお寺を模した外観となっています。

山の上にあるため、美術館からの見晴らしは最高。

安藤氏が得意とするコンクリートのBOXをガラススクリーンで覆ったダイナミックで

すっきりしたデザインとなっています。

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↓エントランス 

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↓カーテンウォール

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↓展示ルームとカーテンウォールの間に配置された階段

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↓近くの展望台から見た全景

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今回は、あまり時間がなかったので、野球場と美術館を見て終了です。

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